「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」第1話
【みなみは『マネジメント』と出会った】
もしドラ来ました!原作も読んでませんし、原作の原作も読んでませんが。なんか変な言い方(笑)サブタイにどっかのドラクエっぽいRPG臭が?w
高校野球部のマネージャーが経営学のバイブルを読んで甲子園を目指す!小説にアニメにいま最もホットな作品の登場ですね。
入院してしまった親友・宮田夕紀に代わって、野球部のマネージャーとなった川島みなみが、マネージャーの勉強をしようと手にしたのがドラッカーの「マネジメント」だったと。その勘違いが意外な発見を生み、野球部を運営する上でのヒントをそこから見出して行くことになる。
良き叢書、良き教えはジャンルを超え、その観念が通底していることがありますよね。問題はそれに気付くかどうか。ほんの少し頭をやわらかくすれば、新たなひらめきが浮かんでくる。
「マネジメント」を読むかどうかだけでなく、まずそこから気付こうよ!ってところから始まっているのがいいですね。
組織の運営と言うことに着目したヒロインのみなみは「企業の定義」に気付きます。それを置き換えれば「野球部の定義」と言うことになる。それには「顧客」の求めるもの、ひいては「野球部員」が求めていることが何であるか知る必要がある。
それを知るために「マーケティング」することを思きます。・・・が! 当の本人が「マーケティング」を分かってないので、まずそこから始めようか(笑)ちょっと多難ではあるw
もちろん野球に携わる人たちが求めるものは、「甲子園」であったり、ただもう「感動したい」ことであるかも知れない。みんなが野球が好きで、幸せになることが大事なのでしょう。しかし一方で好きだけでは物事が成り立たないこともある。
実は彼女には野球が嫌いになった過去があるようで、彼女が「野球が嫌いになった理由」ってのも、組織を運営する上で重要なファクターとなってくる気がしますね。「何故嫌いか」、「何故ダメなのか」が分からなければ、「良い」ことが見えてこないですから。
作品自体の感想に戻りますが、作中で色々解説的なものが挿入されるのでストーリー的には進みが遅いかも知れない。
人物描写も希薄なのでキャラいまいち生きてない印象。確かに、主役はあくまで「ドラッカー」ってところはあるんですけどね(笑)ドラマ的にもきちんと見せて欲しいな。
でもって、本編終了後におまけコーナーがあり、ドラッカー本人の紹介と日本語版の翻訳者先生のコメントがありました。
ドラッカーはオーストラリア人なのですね。ああ、なんか納得した。オーストラリア人って統率の取れたイメージがあります。ヘタリアの見すぎか?w
で日本の翻訳者先生が熱いですね(笑)ドラッカーが大好きな感じで、きっと翻訳した文章にもそんな想いが溢れているんでしょうな。人となりを知ると実際に「マネジメント」を読んでみたくなるw
今週は毎晩放送がありますから。もしドラ祭の開催ですぜ!
@ムハンホウちぇっそ@

タグ : もしドラ
2011/04/26 00:11 | アニメ感想 | COMMENT(0) | TRACKBACK(0)
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