GARBAGE

土曜のライヴで打ち上げまで参加して、そんな週末を過ごした後に月曜日を迎える落差がすごい。

この頃、とくにそう思う。

若い時分も確かに罪悪感みたいなのがあったんだ、オレまたやっちまった。みたいな。

だけどこの歳になるとかつてのとはまた一味違うものがある。人生そのものを考えてしまうのが辛い。身体に溜まった疲労よりも。

とは言え、ライヴは本当に楽しいから観に行くんだけど、そして自己嫌悪に陥ってそれを忘れたいからやっぱりまたライヴに足を運ぶ。

この精神衛生上バランスの取れた悪循環、正にライヴジャンキー!

ヘヴィメタルの店をやっていた頃はそれこそ、それが日常だったからなんとも思わなかったけど。

そもそもここしばらくはそんなダウナーに入ることはなかったんだけど、この2,3年でどうも精神的に不安定になったらしい。ある部分じゃ図太くなってもいるんだけどね。

毎日ライヴへ行けるんならいいんだけど、さすがにそこまでは事情が許さない。だから替わりになるもので自分を慰める必要があるんだ。

彼女がいたらなら癒して欲しい。なんて言うのは男の妄想でしかなく、実際は、あんたなに言ってんの!?ていたらくなあんたと付き合っていて癒されたいのはわたしの方よ!と言われるのが現状だ。

男は女に頼られるためにいるのであって、女の前で本気で弱みを見せたらそれは終わりなのだ。

母性本能をくすぐるヤツはそこら辺の匙加減が巧い。

わたしがいなきゃこの人はだめなの!と思わせることは、ひとつのセオリーとして誰か教則本でも書いてくれないものか。

さて男女間の憐憫はともかく、今日を生き抜くために俺がしたことはこうだ。

ちょっとだけ残業して、幕張駅改札前の飲食店で一杯引っ掛けようと思ったが、電車の時間がどんぴしゃだったのでスルー。

地元へ着いてから、やよい軒で夏場に250円になる生ビールと、おつまみグリルで軽い晩飯。

ソーセージ、鶏肉、ポテトが入っているが、店外のディスプレイで見るよりボリュームがなく余計に腹が減る結果となった。生ビールは旨いんだが。

もう一皿つまみを頼みたいくらいだったが、経費を節減しなきゃいけないので、アパートへ帰ってからカップ麺を食うことに決める。

帰りに本屋へ立ち寄り、八木教広作「CLAYMORE画集」と「CLAYMORE 第18巻」最新巻を購入。

今の俺には、お仕事たいへんだったのね。と慰めてくれるいい貴女(ひと)よりも、私はおまえの肩叩き(敵討ち)などしにきたわけではない。とたしなめてくれるような騎女(ひと)の方が真実だと思える。

更に言えば、おまえは見た目以上に心が空虚だな。隙間を埋めるためにもっと飯を喰え!と言ってくれたなら尚さいわいだ。

そんな幻想を抱きつつ豪華な装丁をゆっくり開いてみると、そこにはダークで妖艶にしてしかし、運命の残酷さに磨かれた潔白なる美を湛える乙女たちが描かれているのだった。

彼女らの目は果てしなく冷徹であろうとも、真実を見抜く心に一点の曇りもない。欲望に忠実な者、信念に邁進する者、誰もが己の生き方に従順なのだ!

自らを欺くことなく、その銀眼の瞳には真実しか映さない。その目に映った自分は、否応なしに本当の姿をさらけ出す。今の俺はこんなにも酷い状態なのだと突きつけられるのだけれど、それがむしろマゾヒズムにも似た快感を呼び起こすのだ。

この八木教広の描く女たちの目には、かようにして麻薬のごとく心を捉えて離さない常習性が潜んでいる。



@ちぇっそ@
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タグ : CLAYMORE

2010/07/05 23:55 | ハードボイルド日記COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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