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ロトチェンコ&ステパーノワ

今日は遅く起きてしまったのですが、ちょっと頑張って目黒の東京都庭園美術館まで「ロシア構成主義のまなざし」と題された、ロシアアヴァンギャルドを代表する夫婦アーチスト、アレクサンドル・ロトチェンコとワルワーラ・ステパーノワの美術展へ赴いて来ました!

時にミニマルな作風は線描が省略に過ぎ、あまりに抽象的過ぎて「正直わからん!」と言った作品も少なくはなかったのですが、2人の円熟期にあたる作品などはいわゆる現代の「デザイン」の基ともなっているわけで、創世記におけるプリミティヴなパワーが斬新でキッチュなものを作り出し、目にも楽しい展示会となっておりました。

この構成主義、そしてロトチェンコ&ステパーノワについての芸術指南はまた後ほど語らいたいかと思います。

それにしてもこの庭園美術館自体がひとつの文化遺産なのですね。なんでも朝香宮邸として建築されたものだそうです。アールデコですね。大正ロマンの残り香を漂わした昭和モダンってな感じでしょうか。生活の跡を伺うことのできる建物の雰囲気がステキであります。さすが宮中は格式が違うね!

こう言った展示会では、訪れた記念としての図録以外はあまりグッズを買わないのですが、ロシア構成主義ともなると、浮き世の産業デザインにばっちりはまっていて、大変に購買意欲を掻き立てるものがあります。思わずいろいろ買ってすっかり散財してしまった。

完全に手ぶらで行ってしまったので、先ずはお手ごろなエコバッグを。ウォッカ用のワンショットグラスがあったので酒飲みなら買わない手はない。女性用ユニフォームがデザインされているのだが、グラスの内側のラインとスカートの曲線が見事にマッチしているところは企画・デザインのスタッフに座布団一枚上げたい。

それから、多分使わないんだけどなぁと思いつつも、こんなキモいデザインはあまり見かけないのでクリアファイルを。最後にハンドタオルがすごくかわいかったので是非欲しかった。キャンバスで見ると実に無機質なのに、布地に映すと民族調で温かみが出てくる。なんでだろ?

〈携帯写真で悪いが取り急ぎ〉
Image014.jpg


6月20日まで開催中
東京都庭園美術館
「ロトチェンコ+ステパーノワ ロシア構成主義のまなざし」

そして朝からコンビニのタルタルフィッシュサンドをひとつしか食べてなかったので、帰路の電車を、昼飯を食べるためだけにの岩本町で下車。秋葉原へ向かう。

JR秋葉原駅すぐそばの昭和食堂でチキンカツカレー大盛りを食す。昼飯と言ったって、この時点でもう夕方5時。

さあ家に帰ったらまたとんぼ帰りで電車に乗り込み、夜のバンド練習に向かいます。


@ちぇっそ@
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2010/06/05 19:33 | 芸術探訪COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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