ぬる!
ざまあみろと言ってやりたいところですが、さすがにあれは気の毒だという気持ちにもなりました。
重箱の隅をつつくようなところからアラを見つけてくる。
「よくやった!」という以前に、政治家たちの粘着質な体質に反吐が出そうな思いです。
会社でやったらただの揚げ足取り。こんなのが公の場でまかり通っているなんて、とんだブラック企業の見本市じゃないか!
日本政府そのものが「ブラック」なのだから、もう国民なんて誰もついていかないよって話。少なくとも私は、ね。
さて、今日も「やっちまい」ました。
昨日スーパーで見かけた特売のワイン。これを買い忘れたと慌てて手にしてレジへ向かったら、既に別のワインと入れ替わったあとで、金額を見て「高っ!」と思ってキャンセルしちゃいました。
「場所」だけで判断してしまったのでラベルを見ていませんでした。もっとも銘柄を間違えたのはともかく、せっかく安く飲めると思っていただけに残念。
ところが酒の神は私を見捨てていなかった模様。
アパートに帰って冷蔵庫を開けてみたら、お目当てのワインが収まっているではありませんか!
なんと昨日のうちにしっかり買っていたのですね。こんなことが二度や三度じゃない。正に酒飲みの因果応報とでも言いましょうか、自分の知らないうちに飲みたいものはしっかり買っているものなのですね。
ほんとに、神さま俺さま?自分を褒めてあげたいです。
そして冷蔵庫には、同じく特売になっていたパワードコーヒーがたくさん入っています。CMでもおなじみ、コーヒーなのに滋養強壮のやつ。
コーヒーにリポビタンDを混ぜたような不味・・・否。独特な風味がインパクト大。
ある意味、ドクターペッパーの姉妹品のような味わいがあって、私はその「媚びない味覚」にノッキューアウトです。朝飲むと、いろんな意味で目が覚めます。
不味いもの好きにはおすすめのドリンクです(言っちゃった
さてここから先はポエムです。
題は「ネコとグラビア」。さあ、どうぞ。
「ネコとグラビア」
ボクは君と出会う。ラブ・イズ・オーバー
いつもの道ですれ違う。マイ・スイート・ハニー
君は子猫のように震えている。家猫かい?家猫なのかい?
迷子になった家猫は自分でエサを獲れない。キャッチ・アンド・リリース
毎日見かけるけど、どんどんやせ細って行く君。スリム・スラム・エブリデイ
だけどボクにはエサがない。金もない。夢もない。
心配になる気持ちナーヴァス
でもどうにも出来ないジレンマ
飯買って、飯買って、飯買って!
猫たちにエサを与えて回っている夫婦がいたよ。ナイス・ミドル!
見る見る間に太っていった君。ファット・ボーイ・スリム
これで長い冬が越せるね。ロング・コールド・ウィンター
毎日同じところにいるのは家猫だからかい?家猫だったからかい?
野良猫たちからハブられている君は、いつもひとりぼっち。
さみしいんだね。サッド・アット・サッチ・タイム
でも今日はひとりじゃない。ウィー・アー・ナット・アローン
君は寝ていた。地面に顔面をドベーっと押し付けて。窒息しないかい?
君がつっぷしているその下には、ナウでヤングな雑誌が敷いてあった。
ヤンジャン?ヤンサン?ヤンマガ?
どれだかわからない。ノー・チョイス
グラビアのギャルがなまめかしいね。ダッチュ~ノ
きっと君はそこにお母さんの姿を見たんだろう。だけどそれは人間だよ?人間でいいのかい?
でも君はなんだか嬉しそう。眠そうにボクを見上げたその瞳は、完全に寝ぼけていたね。
グラビアのお姉さんの太ももにはこう書いてあった。
「ぬる!」
これが気にいったのかい。これでいいのかい?
今日からボクは君をこう呼ぶことにする「ぬる!」と。
ゼロから始まる出会い。
初めまして、ぬる!
ボクたちは友達だよ。


@ちぇっそ@

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2014/10/21 20:22 | ハードボイルド日記 | COMMENT(0) | TRACKBACK(0)