「リストランテ・パラディーゾ」最終回
オルガの誕生パーティが開催されました。オルガとは、リストランテのオーナーであるロレンツォの奥さんであります。本作のヒロインであるニコレッタは、オルガが前の夫との間にもうけた娘。実はそのことはロレンツォには内緒。何故なら、かつて彼が「子持ちは嫌い」だと言ったからです。
ニコレッタは母のためにケーキをこしらえます。感極まったオルガは、その場でニコレッタが自分の子だとカミングアウト。果たしてロレンツォの反応は?「知ってたよ」と。「できれば子供がいない女性の方が良いけど、君の娘だからオールおkさ!」てな具合。なぁんだ、チャンチャンと(笑)
一方、離婚した前妻を忘れられないクラウディオ爺。ニコレッタはあんたのこと好きなんだよ?こんなに気立て良い若い娘から慕われてるんだから、早いとここっちに乗り換えた方が良いと思うよ、二コレッタのためにも。と考えていたところ、やっとこさ踏ん切りが付いた彼。初老にして新たな恋に目覚め始める、クラウディオ爺なのでした!
ベタだけど、大人が醸す芳醇な味わいのあるラストでした。
<総評>
以前に中間報告としてこのアニメの全体的な感想を書きましたが、それが全てを語っているでしょう。
地に足の着いた大人のアニメ。決して劇的ではなくとも、年齢と共に重ねるドラマってものを、誰しも持っているのですね。
例えば、秋の夜長にワイングラス片手にしっとりと、再び鑑賞してみたい作品でした。
@ムハンホウちぇっそ@

タグ : リストランテ・パラディーゾ
2009/06/27 21:19 | アニメ感想 | COMMENT(0) | TRACKBACK(0)